歯間ケアしてますか?
お口の中には、歯ブラシの毛先が絶対届かない部分があります。それが、歯と歯の間の隣接面と言われるところです。歯ブラシが届きにくい構造をしているため、歯ブラシだけの清掃では、口の中の汚れの40%ほどが歯間に残ったままになってしまいます。全体の汚れの40%とは、決して少なくない印象を持たれると思います。もはや、歯間ケアあっての口腔内セルフケアなのです。
ほぼ半分の汚れを除去するための歯間ケア用品には、フロス(Y字ホルダータイプ F字ホルダータイプ ロールタイプ)歯間ブラシがあります。
お口の状態によって使い分けます。例えば、歯と歯の間が広めのところやブリッジが入っているところ、歯間歯肉の腫れがあるところには、歯間ブラシをおすすめします。
そして、的確で丁寧な歯周ポケットからの清掃のために、老若男女問わずフロスを使っていただきたいと考えています。
つまり、歯間ケア用品の併用が必要な方もいるのです。
補助道具にとどまらず、主役級の歯間ケア用品ですから、一日一回できたら夜のブラッシングの時に使ってください。
やり方を文章で説明することは、大変難しいです。
ぜひ歯科衛生士から、効果的な使い方の指導を受けてください。私たちは、歯間ケアの習慣化を応援します。
- << 前の記事
- むし歯予防にフッ素
- 次の記事 >>
- 使いやすい「Y字型ホルダーフロス」
ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
詳細はこちら
新着ブログ
-
2020.03.30
ウイルス感染 -
2020.03.22
たくさんの歯があると幸せ(厚生労働省調べ) -
2020.02.10
食事は美味しいですか? -
2020.01.04
インフルエンザ予防 -
2019.11.15
歯周病の検査って何をしてるのか -
2018.11.10
すごいんです、だ液。 -
2018.10.26
歯ブラシの硬さは? -
2018.10.13
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)って? -
2018.09.01
プレママパパに伝えたいこと -
2018.08.18
酸蝕症(さんしょくしょう)の原因