おやつの与え方
幼い子どもは、食のレパートリーを広げたい本能が備わっているそうです。いろいろな味に出会う機会を作ることは、保護者の役目なのです。バランスのいい食事を摂ることで、健康を維持できると考えられます。
子どもの胃袋は小さいので、たくさん食べることができません。食事と食事の間の間食も、栄養補給として大切なことです。果物、いも類、あるいはよく噛むことを意識した食べ物がおすすめです。
何より意識してほしいことは、だらだら食べをしないことです。しょちゅう食べ物、特に砂糖が口の中にある環境は、当然のことながらむし歯が増え、肥満の原因になります。
食べたいという気持ちは、空腹感があってこそ強くなり、さらにいろんな味を美味しいと感じることができるのです。
空腹感を持つためには、食べたいときに少し我慢も大切です。逆に言えば、だらだら食べは、『むし歯』『肥満』『我慢できない心』を作り出してしまうのです。
甘いお菓子を幼い頃に教えないことは、決してかわいそうなことじゃありません。ただ味を教えてしまい、目の前で食べているのにあげないことはかわいそうだと思います。大人も自分たちと子どものことを考えて、甘いものの摂り方のルールを決めましょう。
むし歯危険度の高いお菓子を紹介すると、
あめ・ガム・キャラメル・チューイングキャンディー・グミ・チョコレート・カステラ・ビスケット・クッキーなど。
むし歯危険度の低めのものは、
せんべい・クラッカー・スナック菓子・ナッツ・するめなどです。
ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
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